「小説家になろう」で
稼ぐことはできるのかどうか。
無料小説投稿サイトのひとつ、
小説家になろう、で小説家デビューを目指し、
書籍化して作家になろう！と夢見る人もいます。
が、稼ぐことを夢見て
小説家になろうで小説を書き始めるのは
おすすめできません。
小説を書きたくて、なろうを利用するのは
良いです。
しかし、稼ぎたくてなろうを利用するのは
やめたほうがいい。
なぜなら、稼げないからです。
サイトのタイトルは「小説家になろう」ですが
「なれる」わけではありません。
確かに、実際に書籍化した人もいますし
成功した人もいます。
が、現実はそう甘くはなく、
多くの人は”注目を浴びることなく消えていく”のです。
まずは該当を解説！
最初に、小説家になろうの概要を
解説しておきましょう。
登録までの難易度…簡単（登録で迷う部分はないでしょう）
審査…なし
収入…基本０
将来性…万一書籍化しても続くかは疑問
こんなところでしょうか。
小説家になろうで稼ぐ！なんてことは
あまり考えないほうがいいです。
あくまでも小説投稿サイトですからね。
登録自体はとても簡単！
登録自体はとても簡単で、
メールアドレスの入力など、
この手のサイトでよくあるようなことを
するだけですから、特に迷うような
部分もないでしょう。
当然、審査とかもありませんから、
そのまますぐに小説を投稿することも
可能です。
ただし、注意しておきたいのは
小説家になろう、はあくまで
小説を投稿したり、小説を読んだりする
サイトになりますから、
お金を稼ぐためのサイトではありません。
上でも書いたように、
小説家になろうをきっかけに収入を
得ようとしているのであれば
やめておいた方がいいです。
最初から「お金を稼ぐために小説を書く」じゃ
恐らく成功はしませんし
大半の人は、書籍化など夢のまた夢で終わっているのです。
「小説を書きたい」「読みたい」から
小説家になろうに登録する、というなら良いですし
もしも書籍化できたらラッキー！ぐらいに
考えるなら良いですが
書籍化・収益化＞小説を書きたい・読みたい、なら正直
やめておいた方が良いと思いますね。
どのぐらい稼げるの？
小説家になろうではどのぐらい稼げるのか？
答えは「０」です。
ネットを見ていると
軽い気持ちで「小説を書いて稼ぐかぁ」みたいな
人もいますが
それ、無理ですから。という一言に尽きます。
どんなに良い作品を書いたとしても、
なかなか書籍化できない人もいますし、
運や戦略など、いろいろなものが
必要になってきて、
「本当に選ばれたごくわずかな人間」だけが
書籍化という”入口”にたどり着くことができます。
少なくとも、書籍化することができなければ
小説家になろうに関連した収益は
一切発生しません。
”成功するかどうかも分からない”
”たいていの人は書籍化できない”
という現実はしっかりと覚えておかなくては
いけませんし、
もし、”稼ぐ”ために、小説家になろうを
始めるのであれば
別のことを始めたほうがいいです。
”小説を書きたい”という気持ちで
始めるなら別ですが…。
書籍化できても成功するとは限らない
書籍化できる人は
全体の登録者数から見れば
本当に”ごくわずか”の人間になります。
その書籍化にたどり着けなければ、
収入は「０」ですから、
まずその入り口にたどり着くことすら
かなりの狭き門になるのですが、
仮に書籍化にたどり着いたとしても
それがスタートであり、ゴールではありません。
と、いうのも書籍化できても
十分な収入を得ることができる
レベルに成長できる人は
本当にごくわずかです。
１冊だけ書籍化して
そのまま終了してしまっているような人も
いますし、書籍化しても
打ち切りになってしまうような人もいます。
それがずっと続くとは限らない、
むしろ、一度だけ書籍化して、
あとは、元通りという
状態になってしまう可能性も十分にあり、
小説家になろうがきっかけで
これからずっと稼げるような状態にする、
というのは非常に困難なことです。
書籍化できても、
その奇跡がずっと続くとは限らない、
ということ頭の中に
しっかりと入れておく必要があります。
なろう生活は厳しい
小説家になろうで
小説家デビューを目指し、
それだけで生活していく、ということは
非常に困難です。
現実的ではありません。
他に何かをしながらなろうで小説を書いて
もしも書籍化できればラッキー、ぐらいの
感覚でいたほうが良いですし、
書籍化できたからといって、
いきなりそれに1本化してしまうのは
非常に危険なことです。
その「書籍化できたもの」が売れるとは
限りませんし、
「書籍化した作品の次」が
続くとも限りません。
それだけ困難な道であるということは
しっかりと覚えておかないといけませんし
”本当に成功するまで”
小説家になろうだけでやっていける！などと
”錯覚”しないように注意しましょう。
多くの場合、そもそも”書籍化”まで
たどり着くことすらできませんから
その点は覚えておかなくてはいけません。
将来性はかなり不安定
将来性、とは小説家になろうの
サイト自体のことではなく、
小説家になろうで稼ごうとすることに対する
”将来性”です。
小説家になろうのサイト自体は
かなりの小説が出ていますし利用者も多いために
当分の間は心配ないのではないかと思いますが、
稼ぐことに利用するのであれば
その将来性は非常に不安なモノに
早変わりしてしまいます。
まず、先ほどから書いている通り
そもそも”書籍化”できる可能性が
非常に低いため、
将来性以前に稼ぐということを
スタートできない可能性のほうが高いです。
加えて、仮に書籍化できたとしても
それをずっと続けていけるかどうか、と
言われるとそれを職業にするには
非常に不安定ですし
1作品書籍化できたからと言って
今後も続くとは限らず、
1作品で終わる可能性もあります。
社会現象になるほどの作品を
生み出すことができて、
莫大な利益を稼ぐことが
出来たのであれば
夢のような人生を送ることも
決して不可能ではないと思いますが
小説家になろうから、そこまでのレベルに
昇り詰める、というのは
本当に現実的ではありませんし、
かなり厳しいということを
理解しておかなくてはいけません
成功するためにはどうすれば？
では、成功するためには
いったいどうしたら良いのでしょうか？
方法としては、
やはりまずは小説を書く、ということですね。
何も書かずに成功することはあり得ません。
とにかく、ある程度の作品数を書いて
知名度を上げていく、ということからでしょうか。
新人がいきなり、爆発的なアクセス数をＧＥＴして、
しかも大人気になって…なんてことはまずあり得ません。
また、内容や、文法も大事ですが
「面白い」だけでは、残念ながら
書籍化には届かないでしょう。
「自分自身の知名度」もそうですし
「ある程度のブックマークなどを貰うための活動」も、
「運」も、いろいろな要素が必要になってきます。
それらが全て揃った上で、
さらに、タイミングなども重なり、
目に留まった時、初めて書籍化できる…
という非常に難しいのが現実です。
”面白いだけ”で書籍化できたり
”完成度が高いだけ”で書籍化できるのであれば
今頃、書籍化されている本は
山のように、溢れるほどにあるでしょう。
ですが、残念ながら
”面白いだけ”では、書籍化はできません。
運だとか、その他色々な要素が重なり、
ようやく書籍化できる、
というのが現実です。
なろうと思って小説家になれるほど
現実は甘くはない。
このことはしっかりと覚えておいた方が、
良いでしょう。
稼ぐ目的でなろう小説を書き始めるのは、
正直、きついです。
