メルカリは株式会社メルカリが
運営するフリマアプリです。
個人が商品を売る際に
よく用いられるサービスの一つですね。
最近では利用者も増えており、
気軽に不要なものなどを販売しやすいのは
確かです。
ただし、その一方で
”稼ぐ”という用途にはあまり向いていないのも事実で、
あくまでも”フリマアプリ”の名前の通り、
自分にとって不要になったものを売る、
という用途に限定されてくる、というのが
現実かと思います。
”メルカリで稼ごう”と思っている方向けに
メルカリで稼ぐことはできるのかどうか、
お世辞抜きで解説します。
メルカリで稼げるか?概要を解説
有名なメルカリですが、
”稼ぐ”という点に関して言えば、
どうなのか。
それを見ていきましょう。
登録までの難易度…簡単
登録自体は問題ないでしょう。
審査…なし
審査は特にありません。規約違反は凍結されますが
普通にやってれば問題ないしょう。
収入…売るものによる。売れなければ0円。継続的に稼ぐのは難しい
将来性…サービス自体もずっと続くかと言われれば不安定
こんなところでしょうか。
参入のハードルとしては決して高くはありませんが、
継続的に稼げるとなると別問題ですし、
メルカリならではの欠点があるのもまた、事実となります。
登録は難しくない。参入ハードルは低め
メルカリの登録自体は
難しくありません。
基本的なサービスの登録方法とあまり変わらないので
手間取るようなことはないでしょう。
メルカリのアプリをダウンロードし、
メールアドレスかフェイスブックのアカウント、
グーグルアカウントのいずれかを利用して
登録を行います。
基本的な個人情報などの登録を済ませて、
最後に電話番号による認証を行うことで
登録完了となります。
この辺りは、メルカリの登録を行っている際に
案内も画面に出ているので、
一度見ていただければわかるとは思いますが
そんなに難しいものではありません。
審査などが存在するわけでもありませんから
この点もやりやすい点のひとつになりますね。
どのぐらい稼げるの?
稼ぐためには「売るもの」が必要です。
売るものが手元になければ、
稼ぐことはできません。
その一方で売るものがあれば
売れれば売れるだけ稼ぐことができますから
場合によっては何十万とか
そういう風に稼ぐことも
不可能ではありません。
が、現実的に考えれば
やはり、それは厳しいのも事実で数万円も
行けばよい方でしょう。
普通にいらないものを売っているだけでは
”すぐに売るものがなくなる”ので、
継続的にメルカリで稼ぐのは
難しいところです。
継続的に稼ぐなら売るものを用意する必要あり
メルカリでもなんでもそうですが
”モノを売って稼ぐ”のであれば、
継続的に「売るもの」を用意する必要があります。
自分の家のいらないものを売る、
というだけでも良いのですが
その場合は「お小遣い稼ぎ」に留まります。
それでも良いならそれでよいですが、
もしも生活費を稼ぐ目的だったり
ネットで稼いでいこう、と考えるのであれば
メルカリを使う場合
”商品入荷ルートの確保”が絶対条件になります。
売るものが湧いて出てくるわけではないですからね。
それが難しいなぁ、という場合
ネットの販売系で稼ぐのではなく
別分野に力を入れたほうがいいです。
商品入荷のルートとしては
・問屋などから通常のお店と同じように入荷する
・自分で購入してきて、それを売る(中古の希少なモノを探すなど)
・自分で何かを自作して、それを売る
に、なるでしょうか。
ただ、2番目のものは”転売屋”と呼ばれてしまうような
悪質な買い占めについては控えたほうが良いです。
今後、規制もどんどん厳しくなるでしょうし、
私としても一切おすすめはしません。
現実的に↑の3つを考えてみると
ちょっとメルカリで継続的に稼ぐというのは
難しいかなぁ、というのが事実になりますね。
問屋から仕入れしたものをメルカリに売って
利益を上げられるのか?と言われれば
よほど特殊な品を入荷でもしていない限り、
難しいでしょう。
オーダーメイドの売れそうなものを
作れる技術があり、それが実際に売れるのであれば、
ある程度は稼げるとは思いますが
そういう技術があるのであれば
わざわざ”メルカリ”という場を
選ばなくても良いのではないか、
とは思いますね。
民度の低さも懸念点
メルカリの利用者の中には
マナーが悪い人間も多いです。
これは、気軽に利用できすぎる故の
状態…と言っても良いでしょう。
若い人が多いから、というのも
一因ではあるのだとは思いますが
マナーが悪い人には高齢者にもいますから、
メルカリの運営や、全体的な空気が
そういう人たちを蔓延させている、というのが
現実かと思います。
転売屋も蔓延していますし、
買う側のマナーも悪い人は多く、
”普通に分かるでしょう!?”とツッコミたくなる
ような、とんでもない質問をぶつけてくるような
人もいれば、ダメだと言っているのに
しつこく値切りをしてくるような人もいますし
常識から完全に外れてしまっているような
とんでもないのもいます。
特に、値引きしてほしい、みたいのは
本当に山のようにいるので、
こういう”ストレス”との戦いは
メルカリでたくさん取引をしていくとなれば、
理解していかないといけませんし、
すぐにムキになってしまったり、
程よくスルーできなかったりする人には
あまり向いていないサービスで
あるとも言えます。
何か言われても「気にしない」ぐらいの
メンタルは必要ですし、
変な人はスルーしてしまうぐらいの
スルースキルも必要です。
メルカリだけで生活はかなりきつい
メルカリだけで生活する!というのは
現実的に考えてかなり厳しい!というのが
答えになりますね。
上でも書いたように、
まず、継続的に”売るもの”を
入荷するように何らかのルートを
作らなくてはメルカリだけで
生活なんて、とてもじゃありませんが
できたものではありません。
自分のいらないものを販売するだけでは
すぐに売るものがなくなってしまいますからね。
また、仮に商品の確保は
クリアできても、ストレスとの
戦いは続きますし、
そう簡単にメルカリだけで
生活していくのは楽なことではありません。
将来性なども考えるのであれば
ヤフオクやBASEなどの
ネットショップのサービスを
利用したほうが、遥かに安定性という面でも
安心なのではないでしょうか。
将来性はちょっと不安
メルカリの将来性としては
残念ながら不安が残ります。
これから先もずっとメルカリが
今のように存在するのか?と
言われればなかなか厳しいような感じも
しないでもありませんし、
ルールの改正もそうですし、
自分の商品が仮に売れても、
それが継続的に続くとは限りません。
そのため、メルカリに完全に1本化するのではなく、
メルカリのほかにも販売ルートを用意しておく、
ということが大事になるのではないでしょうか。
ネットでモノを売ることを中心にやっていくのであれば、
メルカリに限らず、
”サブのルート”も用意しておくことをおすすめします。
ヤフオクだってそうですし、BASEだってそうですし、
どのサービスも”永遠に続く”とは限らないわけですから
その点はしっかりと注意をし、間違えないように
しておきたいものです。
一本化していると
何でもそうですが
”そのサービスが終了”してしまった時に
壊滅的な打撃を受けることになって
しまいますので、
それだけは避けるようにしないといけませんし
ネットをメインに稼ぐのであれば”リスクを分散”
することはとても大事なことです。